今日、後輩と話していた際に、タイトルに記載してあることを聞かれた。
答えとしては、そのパターンもあるし、そうじゃないパターンもある。
めちゃくちゃ簡単に言うと「NO」といえるかと思います。
なぜ、あいまいなのか
後輩としては、以下のような場合、
192.168.1.0
青字部分がネットワーク部
赤字部分がホスト部
と覚えていたようだった。
ここで、まず覚えておきたいのが、IPアドレスは、そもそも、人間が分かりやすいように、10進数のように記載されているということ。
基本的には、コンピュータはビットで判断します
ビットとは?
ビットって聞いたことありますでしょうか。
ファミコンは8ビットとか聞いたことないでしょうか?
そう、そのビットです。
イメージとしては、ビットが少ないほど、言葉は悪いですが、しょぼいと思ってもらってもいいかもしれないです。
ビットとは、2進数で表され、ビットが立っているか立っていないかで判断します。
2進数とは、0→1→10→11→100→101
これを10進数で表すと、0→1→2→3→4→5
となります。
0と1で表されるものが2進数です。
IPアドレスがビット?
IPアドレスは、192.168.1.0のようにあらわされますが、
サブネットマスクとは、
1111 1111.1111 1111.1111 1111.1111 1111
255.255.255.255
1111 1111
128 64 32 16 8 4 2 1
足すと255
1111 1111.1111 1111.1111 1111.1111 1111
足すと、
1が8個.1が8個.1が8個.1が8個
つまり、32ビット
32ビットをマスク、マスキングする
つまり、ネットワーク部として確保するということ
1111 1111.1111 1111.1111 1111.0000 0000
足すと、1が8個.1が8個.1が8個.1が0個つまり、24ビット
0の部分をホスト部として、IPアドレスを使うということ
なので、
128 64 32 16 8 4 2 1
足すと255
ビット分をマスクする
日本語として意味が分からないです。
わかりやすく言うと、
ビットは1か0
マスクは、隠すという意味なので、
ビットが立っている分だけ隠す(ネットワーク部として使用する)という意味合いになります。
例えるなら
ネットワーク部は、会社
ホスト部は、社員(社員番号)
と考えると少しわかりやすいかなと思います。
会社の社員として、Aさんという人がいるとします。
街中でAさんと呼ぶと、複数人が振り返ってしまうかと思います。
ただ、ネットワーク部を含め、ホスト部を呼ぶ
つまり、○○商事のAさんと呼ぶとほぼ1名に絞られると思います。
Aさん(.100さん)と呼んでも複数人が当てはまります。
なので、
○○商事のAさん(192.168.1.100さん)と呼ぶ必要があります
/24だとすると、
1111 1111.1111 1111.1111 1111.0000 0000
とあらわすことができます。(8の塊が3つなので、24ビットマスク)
1の部分が会社が使用する番号で、
0の部分が社員番号で使用できる番号
つまり、255名の社員を抱えることができる会社
といった読み解き方ができるかと思います。
192.168.1.0/24 → A商事
192.168.1.100/32 → A商事のAさん(社員番号100番)
サブネットという概念を追加するのであれば、
部署として表現できるかなと思います。
1111 1111.1111 1111.1111 1111.1000 0000
255.255.255.128
/25
192.168.1.0/24 → A商事
192.168.1.0/25 → A部署
192.168.1.128/25 → B部署
192.168.1.130/32 → A商事のB部署のAさん(社員番号2番)
ん?
なぜ、130なのに2番?
って感じですよね。
/25は/24の中の255を、25ビット分ずつ、分割するという意味になります
25ビットだとすると、
1111 1111.1111 1111.1111 1111.1000 0000
8の塊が3個と、1ビットで25びっとになります。
1000 0000
128 64 32 16 8 4 2 1
128のビットが立っています。
なので、128個使いますという意味合いになります。
半分にするというけど、128ですね
128を2倍にすると、256になります
256!!
/24(255)を半分にして、128なのに、2倍にして256
1つ増えてしまいました。。
謎ですね。
その謎を解明したい人用に、記事を書こうと思います。
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