事実とは
そもそも事実とはなにかというと、
実際に起こったこと
ということのようです。
そんな、実際に起こったことを正確にとらえられない、そんなことあるわけないじゃん!
と思われるかもしれませんが、本当にそうでしょうか。
そこに解釈を含めて伝えていたり、認識していたりしないでしょうか?
テレビが壊れた
では、例えば、テレビのリモコンの電源ボタンを押して、テレビがつかない
そんな時、人に伝えるときにどう伝えますでしょうか。
人によっては、テレビが壊れたというかもしれないですし、テレビがつかないというかもしれないです。
けど、それって、本当に?と疑ってみませんか?
というのが、この記事でいいたいことになります。
どういうこと??
テレビの例でいうと、事実は、「リモコンの電源ボタンを押した」これは紛れもない事実です。
本当に?
ちゃんと、押せていた?
押せていたと思っていたけど、違うボタン押していない?
押したと思ったけど、軽く押しただけで実は押し込めていなくて、リモコンが電源ボタンを押されたということを認識できていなかったということはないですか?
これによりどういったことが起こるかというと、他の人がテレビのリモコンを押したらテレビがついた。ということが起こり得るかと思います。
こうなった場合、事実は何かというと、リモコンの電源ボタンを押せていなかった。
だからテレビがつかなかった。
ということが事実になりますね。
また、きちんとテレビの受信口に向けていたか?
など疑いだしたら、意外とあれもこれもと出てきますね。
いやいや、テレビのリモコンをテレビの受信口に向けて、電源ボタンを押してみたからつかなかったから、追加でもう一回押してみたけどやっぱりつかなかった。
さらに、受信口の前も物をどかしたり、いろいろとしたけどつかなかったけどね。
なかなか事実ですね。
けど、リモコンの電池がなくて電波が飛んでいないとしたら?
そうなると、テレビとしては何も指示を受けていないのでつかないのは当たり前ですね。
テレビがつかないは事実ですが、そもそも、リモコンから電波が飛んでいない。
なので、人間側からするとテレビのリモコンの電源ボタンを押して、テレビがつかないはそうですが、テレビ側からすると、なんも言われていないので、スーンですわ。
という行き違いが発生していると思います。
事実を正確にとらえる
テレビがつかないと断じるのであれば、テレビ側のスイッチを押してテレビがつくのかも確認すべきですね。
事実を正しく認識するということの難しさを少々理解していただけましたでしょうか。
なぜ、こんなことを言い出したかというと、新人と会話していると、事実確認はどこまでしたのか、解釈が入っていないかという報告を受けることが非常に多いのです。
リモデしようとしたらつながらない。
確かにつながらないのは事実なのかもしれないです。
どれどれと画面を見せてもらったところ、こんな画面が表示していました。

つながっとるやん!
そんなもん、「はい」押して、接続の一択やないかい!
過去に真実という点についても記載してみたこともあるので、そちらもぜひご覧ください。