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CIDR表記と使用できるIPアドレスを覚える気がないため、サブネットマスク早見表を超簡易的に書いてみた

インフラ技術

作業をしていて、/28、/27となると、まず計算しないととなってしまい、パッとわからなくなってしまうので、備忘用に記事に残しておこうと思います。
なお、そうそう、大きいシステムでない限り、/20~/23はなかなか使用しないので、一応記載しておきますが、そのほかは省いています。

      サブネットマスク      

CIDR表記使用できるIPアドレス数
/204,096
/212,048
/221,024
/23512
/24256
/25128
/2664
/2732
/2816
/298
/304
/312
/321

計算するとは?
と思った人もいるかと思いますので、軽く解説をしておきます。

基本となる、/24が256個、/32は1個というのは覚えておいてください。
表にもある通り、/24が256なので、/25は128、/26は64となります
見てもらってわかる通り、法則があります。
「/」の後の数が、1増えるごとに、使えるIPアドレスの数が半分になっています。
逆に言うと、「/」の後の数が1減るごとに、使えるIPアドレスの数が倍になります。

/28というと、/24から4つ大きい数字となります。
なので、256個のIPアドレスを、4回半分にしてあげればよいです。
 256(/24) → 128(/25) → 64(/26) → 32(/27) → 16(/28)
と計算すればよいです。

ま、暗記してしまうのがいいのですが、私は数字に弱い人間なので、なかなか覚えられず、インフラ業務にあたって10年近くなりますが、いまだに覚える気がなく、毎回計算していたりしますw
そんな人間でも、インフラ業務に当たれるので、全然怖くない仕事とも言えますね(無理やりw)

なお、「/」の後の数字が大きくなれば、使えるIPアドレスの数が減るということも覚えておいてください。
なかなか、ネットワークの仕事に携わると、ここの感覚がなく混乱するということはよくあります。
 「/24じゃなく、/16のネットワークですか? でかいですねー」
と言っていれば何とかなりますw

     なぜでかいのか?     

先ほどの通り、「/24」→「/16」では、8個の差があります
かつ、さらに先ほどの通り、「/」の後の数字が大きくなると半分ですが、「/」の後の数字が小さくなると2倍なので、「/24」では256個、「/23」では、512個、と計算していくと・・・
ちょっと、いくつなのかパッと出ないので、ぜひ計算してみてください

また、「/24」、「/16」という数が当たり前のように出ましたが、なぜかという意味もあるので、また別の機会に書こうと思います。

ITは論理で成り立っているので、なぜそうなっているかという点が明確なので、なぜそうなっているのかということに目が向く私としては、非常に気持ちいい業界だなと実感しています。

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