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抽象的と具体的の使い分けを誤ると、伝えたいことも伝えられないこんな世の中、通称POISONとなってしまう

雑記

日々、いろいろなコミュニケーションをしている人が多いかと思います。

会社の関係者(上司、部下etc)、家族(パートナー、子供、親etc)

その際に、意識していますか、抽象的と具体的。

パパパッとやっておいて

なるべく、早くお願い

お片付けしなさい

具体的に相手に伝えるということをさぼっていませんか?

それにより、こんなことが起こっていませんか?

パパパッとやっておいて
→え、そこまでしか終わっていないの。。

なるべく、早くお願い
→え、まだ終わっていないの。。

お片付けしなさい
→片付けろって言ったよね

ま、確かに言ったんでしょう。

そう、言ったんです。

ですが、伝わっていないのです。

伝えられる側のレベルに合わせ、どのように伝えるか、その部分をさぼっていませんか?
そんな問題は発生していないというのであれば、伝えられる側の具体的にするレベルが高いのかもしれないですね。
相手がうまく察してくれて、動いてくれているということです。
その相手に感謝することを忘れないでください。

問題は言っただけ、
そう、言っただけになっている点なんです。

       そこで登場、具体化       

具体化とは、具体的にすること。
はい、説明になっていないですね。

先ほどの、抽象的な内容を、具体的に言い換えて理解してみましょう。

パパパッとやっておいて
どこが具体的ではないか。
パパパッとってなに?
そこは、パパパッと5分で、やっておいて
と言ってみてはどうですか?

ただ、5分でどのくらいという点がまだ具体的になっていないと思います。
なので、
パパパッと5分で、このキャベツを千切りにしておいて。
千切りの細さは、お任せしますよ。

これで、自分のして欲しいこと、相手にして欲しいことにズレが発生しづらくなったと思いませんか。

なるべく、早くお願い
これも、前の例と同じで、10分程度の時間で、トイレから戻ってきてね。

ちなみに、ここまで、「パパパッとやっておいて」、「なるべく、早くお願い」に関してどういったイメージを持って読んでいましたか?
仕事の依頼というイメージで読んでましたか?
具体化してみて、仕事の場面ではなかったのかと、すかされたような気持になりましたか?

これで、具体化するということで、より場面が見えやすくなるということが理解できましたか?

では、最後の例

お片付けしなさい
お片付けってなに?
先ほどまでの例は、5分や10分という、人ごとに共通認識している感覚を出していますよね。
片付けという点が、指示した人、指示された人で認識があっていないかもしれないですね。

指示した人は
はさみを使ったら、使った場所に1mmのずれもないように戻してほしい
というイメージで、伝えたかもしれないです。

指示された人は
はさみを使ったら、まぁ元にあった場所に戻せばいいか
くらいの感覚だったかもしれないですね

では、使ったおもちゃをきっちり溢れないように、箱に収めることを片付けと認識している親が、子供に、おもちゃを片付けなさいと言い、ただただ箱に山盛りに入れただけで片付けになっているでしょうか。

答えとしては、親からしたらなっていないが、子供としてはなっているだと思います。

事実を見るときには、一方の視点だけで見るのではなく、指示した人、指示された人という点で考えたり、見たりすることが大事ですね。

では、最後に、問題、
AさんとBさんが、Bさんの家のテーブルに向かい合っています
Aさんの目の前にテレビのリモコンがあります
BさんはAさんに、リモコンとってといったとします
Aさんはリモコンを渡しました
Bさんは、それじゃないと言いました
なぜでしょう

ま、実際はそんなことないですが、私が想定する答えと解釈としては、
Aさんがテレビのリモコンではなく、エアコンのリモコンを渡したから
です。

実際には、Bさんがテレビのリモコンを取ってと具体的に言わなかったから、Aさんはテーブルにあったテレビのリモコンではないリモコンを渡してしまうという、認識の違いが発生してしまった。
ということですね。

日々の生活で、そういった、小さい認識の違いによる勘違いやすれ違いが起こっていないでしょうか。

   全然インフラと関係なくない?   

まぁ、確かにそうかもしれないです。
ですが、仕事というものは一人だけで、完結するものではないです。
必ず、客という人がいて、その人からお金をもらうことで仕事として成り立ちます。
そのため、コミュニケーションは必須で発生します。

具体的に伝えていなかったから、認識の齟齬が起こり、
仕事がやり直しになるということは往々にして起こりやすいです。

なので、日ごろから、相手にものを頼むときは、具体的に伝えるということを意識してコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか。

ある程度関係性などができあがってくると、抽象的でも伝わることがあります。
老夫婦が、アレで通じるのは、長年同じ時、同じ時間を過ごして、この状況の時はこう、この言い方の時はこう、という積み重ねがあったから成し得ることができるコミュニケーション方法なので、その関係性が築けていない場合は、より具体的に自身のして欲しいことを伝えるようにしましょう。

私は、3週間後の自分に指示を出して、動けそうか
子供に指示をして動けそうか
ということを考えながら指示をするように気を付けていたりします。

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